久しぶりの浮原島(無人島)

肝高の勝連

2015年11月15日 20:00



2年ぶりの無人島・浮原島!

今日は日曜と好天が重なり,絶好のマリン・スポーツ日和。

今年の最初で最後のチャンスとばかりに,勝連の実家へ急いだ。

実家に到着後,カヤックと必需品を車に積み込み,浜比嘉島へgo!

久しぶりの出艇ゆえ,高揚感を抑えつつ,入念に艤装品をチェックしたつもりが,なぜか不安がよぎる。

目的地の比嘉漁港(浜比嘉島の東側)に到着後,やはり不安は的中した。

カヤックの横流れを防ぐセンターボードを忘れてしまったのだ。

マァ,イッカー?!

危険な海域に出るわけでもないし・・・。

無理に自分を納得させ,13時59分に比嘉漁港を出発。

浜比嘉島から浮原島までの距離は3キロ程度で,手漕ぎカヤックでも行ける距離だ。

いざ行かん,愛しの浮原島へ!









所要時間40分程度のユックリズムで浮原島に到着。(時計も忘れた)

沖縄の代表的な原風景を留める無人島,何度来ても癒される。

因みに,戦前は人が住んでいたのだ。

いつかは,のんびりとキャンプでもしてみたいのだが,うるま市の基地対策課に問い合わせたら,自衛隊の訓練場のため,許可は出せないとのこと。

なんだかなあ,地元民が自由に上陸できないとは可笑しな話だ。(モッタイナイ!)



次の詩がマッチする浮原島。

「東海の小島の磯の白砂に われ泣きぬれて 蟹とたはむる」

- 石川啄木『一握の砂』より -



マッタリとした時間を過ごすつもりが,雲行きが怪しくなってきたため,そそくさと島を一周しながら帰路に就いた。


※GPS機能付きデジカメによる記録,チェック間隔1分 文字,矢印は追加


[動画] ♪ 行きはよいよい ♪ 帰りはこわい~ ♪

ゆったりと浜比嘉島から浮き原島へ・・・ゴールド免許(?)


スリル満点の浮原島東側・・・暴走族(?)


無事,16時32分に帰港。

海は危険を孕んでいるが,リフレッシュするには最高の場所であることを再認識した。

しかし安全優先の観点から,センターボードを忘れたのは反省しなければならない。

幸いなことに,その影響はあまり感じられなかった。

おそらくは,ミラージュドライブ(足漕ぎペダル)が代役を務めたのであろう。

およそ2時間半の海での散歩,否,散帆(?)を楽しんだ。


【プチ珍事】

釣り人にビックリポン!!



船での送迎をレンタルしていると思うが,それにしても,こんな場所に釣り人?!
終日,孤島近くの岩の上で,ひたすら魚釣り?!
信じられない! 感心するやら呆れるやら・・・。
ついつい呟いてしまった,「ス・キ・ダ・ネ~!」と。
でも,相手も「こんなところまでカヤックで来るとは,アホか!」と思っているかも。

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